導入事例

生活協同組合コープさっぽろ様

スーパーマーケットなどの店舗事業と宅配事業をビジネスの2本柱とするコープさっぽろ。92市町村ある北海道全域を営業地域とし、生活協同組合としては日本一広いエリアをカバーしている。売上高も日本一高い。特にスマートフォン導入以来、5年連続で前年実績を上回る売上高を記録。北海道民の暮らしを守るために欠かせない存在になっている。
営業担当者などにスマホを貸与して情報を共有。
業務効率だけでなく「SPPM」で安全性も向上させる。
日本初のAndroid端末HT-03Aを採用
Q:スマートフォン(スマホ)を導入した背景について教えてください。
A:きっかけは、組合員の情報を営業担当者が共有できるようにしたいと思ったことです。スマホ導入以前、1件のお宅に複数のコープさっぽろ営業担当者が訪問してしまうことで組合員の皆様にご迷惑をお掛けするケースがございました。これではいけないと感じ、スマホの導入を検討したのです。スマホ導入以前、営業担当者は個人のフィーチャーフォンを業務にも利用していました。NTTドコモが発売した日本初のAndroidスマホ「HT-03A」を、2009年7月頃に500台ほど導入し、営業担当者全員との配達担当者数人に貸与しました。
当時はまだ、「Android端末はウィルスに感染する心配がない。」、「Android端末から情報漏えいすることはない。」などと言われていた時期だったので、MDMを導入するという発想はなかったですね。MDMを導入し始めたのは、NTTドコモとの契約更新に伴い、2012年8月に「Xperia A」へ機種変更したときからです。 導入当時はあまり心配していなかったのですが、いま考えるとMDMなしでスマホを利用し、ウィルス感染や情報漏えいといったトラブルが発生しなかったのは、運が良かったというよりほかないですね。
なお、初期設定はNTTドコモに依頼し、独自アプリなどを追加した形で社員に貸与できるようキッティングしてもらいました。
生活協同組合コープさっぽろ
管理本部 システム部
沖田秀彰氏
組合員へのサービスも向上
Q:現在、スマホはどのように使われているのでしょうか。
営業担当者や宅配担当者が外出先から社内イントラネットにアクセスすることで、組合員の名前や地図などといった情報を共有しています。そのための社内システムと独自アプリは、2009年に初めてスマホを導入するのに合わせて構築しました。Googleのオンラインストレージサービス「Googleドライブ」も利用しています。このように「情報を共有する」ことによって、1件のお宅に複数のコープさっぽろ営業担当者が訪問してしまうなどといったことはなくなりました。
また、営業担当者がメモ帳アプリなどを利用し、外出先で気になったことや思い浮かんだことなどを記録し、オフィスに戻ってからメモ帳アプリに記入したことを清書するといったことにも使われています。
スマホの導入で、営業担当者と宅配担当者の業務効率は向上しました。それによって彼らの本来の仕事である「組合員へのサービス」も向上し、良い評価を得ることができました。スマホ導入以来、5年連続で売上高が前年実績を上回っているのはその証だと思っています。
アプリを把握してコントロール
Q:AXSEED(アクシード)のMDMサービス「SPPM」をご利用いただいています。ご利用に至った経緯について教えてください。
先ほども話した通り、2012年にスマホの機種変換をした際にSPPMを導入しました。当初はほかのベンダーのMDM導入を検討していたのですが、SPPMの存在を知り試用してみると管理画面の使いやすさやわかりやすさなどが優れていたので採用を決めました。実際、マニュアルはあるのですが、それを読まなくても9割ほどの機能は直感的に利用できています。
SPPMを使って最も行いたかったのは、営業担当者たちが勝手に使いたいアプリをインストールすることを制限することです。SPPM導入前はそれを行えませんでした。
SPPMのアプリリモート管理機能を使うことで、利用してもいいアプリを選択し、それ以外のアプリはインストールできないようにしました。いわゆるホワイトリスト方式です。これにより、営業担当者たちがシステム部に申請をせずに使いたいアプリをインストールすることはできなくなりました。
システム部は営業担当者たちが利用するアプリを完全に把握し、コントロールできるようになったのです。ただし、このやり方ですと申請から承認までのタイムラグが発生してしまいます。そこで実際の運用では、各事業所の責任者にはアプリマーケットである「Google Play」上のすべてのアプリ利用を許可し、彼らが承認したアプリを部下が一時的に利用できる方式を取っています。
タブレットでもSPPMを使う
Q:今後、SPPMを使って実現したいことはありますか。
URLフィルタリングの利用を検討していますが、営業担当者が情報収集する際に不便を感じるようではいけないので、慎重に議論を進めていきたいと考えています。SPPMにはすでに十分な機能が備わっていますが、すべてのスマホに対してメッセージを一斉にプッシュ配信できるような機能が加わるとより便利ですね。営業担当者だけに伝えたいこともあるので、グループごとに一斉プッシュ配信できるようになるともっといい。社員間のコミュニケーションがより円滑になると思います。
現在、利用するスマホは650台にまで増えました。今後はさらに台数を増やし、ニーズのない人を除くすべての社員に貸与したいと考えています。また、将来的にはノートPCの代わりやテレビ会議用のデバイスとしてタブレット端末を導入することも検討しています。その際にもSPPMを利用したいですね。
お問い合わせお問い合わせ

ダウンロード

一覧へ
各種資料・お申し込み書類はこちらから
導入事例導入事例