導入事例

充実したサポート体制で
共用iPadのセキュアな運用と
問い合わせへの柔軟な対応を実現

藤久株式会社 藤久株式会社

利用サービス

SPPM 3.0

属 性

300 ID規模 小売

課題背景

・既存のプロファイルマネージャの管理画面が使いにくく、トラブルが頻出していた。

・店舗スタッフが共用でiPadを使用しているためセキュリティ面・運用面での不安があった。

導入成果

ユーザビリティーの高い管理画面で管理部門の業務効率アップ

操作代行や回数制限のない問い合わせ対応で不安を解消

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事業者プロフィール

法人名
藤久株式会社
業種
小売
事業内容
1961(昭和36)年設立。全国各地のショッピングモールを中心に手芸専門のチェーン店226店舗を展開し、販売する手芸用品・生活雑貨のうち約60%が自社オリジナルの商品となっている。独自のマーケティング戦略やお客さまから寄せられた声をもとに、時代と地域性を踏まえた数々の商品を企画・販売し、「手づくり」の魅力発信にも注力。最近では、「推し活」「ぬい活」などの流行も踏まえつつ、手芸の講習会やワークショップの開催にも力を入れている。
従業員数
約277名

担当者情報

経営管理部 部長補
森 裕之さま(写真右)
経営管理部 情報システム課 課長
梶間 富美子さま(写真左)
全社をシステム面で支える部門として、システム関連のヘルプデスクの役割を果たす。各店舗のレジシステム管理、その運用なども担当しており、今回のSPPM 3.0導入もその一環。

導入成果

ユーザビリティーの高い管理画面で管理部門の業務効率アップ

 約3年前の各店舗のレジシステム更新に伴い、iPadを約500台購入。その管理にはApple社のプロファイルマネージャを使用していたのですが、店舗スタッフが利用していると「突然アプリが消える」「誤ってアプリを消してしまう」といったトラブルが頻出していました。このiPadはレジ・発注・在庫管理といった基本的な業務、スタッフの研修における動画配信、外部の取引先様のミシンと連携した刺繍ができるアプリの利用といった、業務の根幹に関わってくるものでした。しかし、前述のようなトラブルが頻出したり、業務に利用する各種アプリの配信などに時間を要したりしてしまうといった問題が浮上してきたのです。予算などの関係で約2年間使い続けていましたが、私たち管理部門が使いやすいMDM導入に向けて動き出し、AXSEEDさんのSPPM 3.0に行き着きました。

 SPPM 3.0を導入後、店舗での利用においては全く変わらない安定した使い勝手にもかかわらず、私たち管理部門での業務効率は劇的に向上しています。まず、管理画面でのユーザビリティーが非常によく、iPadのシリアルごとやOSごとといったソートもできるようになり、各種データの抜き出しなどが容易になりました。また、OSのアップデート時に万が一の不具合が出ると業務が止まってしまうため、全ての端末を一気にアップデートできないように制限をかける必要があるのですが、SPPM 3.0なら端末を限定してアップデートできるため、とても助かっています。

操作代行や回数制限のない問い合わせ対応で不安を解消

 iPadは200店舗以上で利用しており、一人1台ではなく不特定多数のスタッフが共用で使うため、紛失や盗難というリスクへの懸念を拭うことができません。何か問題が発生すると管理部門である私たちに連絡が入るため、かなりの稼働が発生していました。店舗は基本的に年末年始くらいしか休みがありませんから、私たちも土日祝にかかわらず対応に追われることが多々あったのです。

 SPPM 3.0を導入したことで、アプリストアの利用制限やアプリの一括配信といった機能により今後トラブルの総数が減ることが想定できます。また、万が一の端末紛失や盗難時にリモートでiPadのロックなどができ、さらに「24時間365日緊急時操作代行」があるという点で安心感も大きいです。

 もう一点、今回のMDM導入にあたっては、さまざまな会社のサービスの比較検討をしていたのですが、問い合わせ対応に回数制限のあるサービスが多々ありました。一方、SPPM 3.0には問い合わせ対応の回数制限もなく、どんなときも安心して頼ることができ、とてもありがたく感じています。

 現時点では280IDを導入していますが、非常に安定した運用を実現できていますので、順次600IDまで追加していく予定です。

導入の決め手

充実したサポート体制とユーザビリティーの高さ

 今回導入を検討した中で、SPPM 3.0を選んだ一番の決め手は、見積もりを依頼してから早い段階で来社して環境構築をしてくださるなど、サポート体制が非常に充実していると感じた点です。さらに、問い合わせ対応に回数制限がない、管理画面のユーザビリティーが非常に良く業務効率化が実現できる、といった点も導入を後押ししてくれました。

 また、導入に際しては、お試し期間を設けて実際にAXSEEDさんと二人三脚で使い勝手を試すことができ、「ユーザー目線」で寄り添いサポートを続けてくれる会社だと感じました。管理画面側の設定方法について何度も問い合わせをしましたが、そのたびに丁寧な対応をしていただきました。ミーティングツールでこちらが共有した画面を見て、その場で操作説明をしてくださるなど、疑問点を迅速に解消していただき大変助かりました。私たちは、社内におけるシステム関係のヘルプデスク的な存在でもありますが、AXSEEDさんはその私たちにとっての「頼れるヘルプデスク」と言えます。

左から株式会社AXSEED 守屋、
藤久株式会社 経営管理部 部長補 森さま、
経営管理部情報システム課 課長 梶間さま

利用してみての印象・今後期待すること

社内のヘルプデスク対応に活用できる
ミラーリング機能の実装に期待大

 どんなときも非常に迅速な対応で、「ユーザー目線」で寄り添ってサポートしていただけていることを肌で感じています。

 今後、SPPM 3.0においては、遠隔地にあるiPadの画面を管理画面で確認できるミラーリング機能を実装予定とお聞きしました。当社管理部門の担当者が社内のヘルプデスク対応をする際に活用できるため、大いに期待しています。

この事例で利用されているサービス

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