導入事例

フィーチャーフォンから
スマートフォンへ。
端末管理に採用のSPPM 3.0が
業務効率化の推進を後押し

社会福祉法人しおかぜ 社会福祉法人しおかぜ

利用サービス

SPPM 3.0 クラウド電話帳(SPPM電話帳)

属 性

50 ID規模 福祉団体

課題背景

・スマートフォンの導入により、業務効率化を実現したかった。

・職員へのスマートフォン貸与にあたり、セキュリティ面で不安があった。

・万が一トラブルが発生した場合の安心材料を備えておきたかった。

導入成果

クラウド電話帳(SPPM電話帳)など各種機能で業務効率化を下支え

端末を一元管理することでセキュリティを担保

緊急時操作代行サービスなど、万が一の事態に備えたサポートに安心感

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事業者プロフィール

法人名
社会福祉法人しおかぜ
業種
福祉団体
事業内容
昭和50年、のちに初代理事長を務める柴田高志医師からの勧めを機に、地域住民が協力し合って立ち上げた社会福祉法人。設立以来、「それぞれの居場所を提供すること」を理念に掲げ、地域住民の健やかな生活を支える活動を続けてきた。現在、特別養護老人ホームのほか、在宅サービスやデイサービスなどの高齢者介護関連サービスを提供する10事業所と、保育関連の1事業所を運営している。
従業員数
約250名

担当者情報

本部部長
桒田 耕一さま(写真左)
本部
中谷 勇作さま(写真右)
本部と事業所に分かれる同法人の事業部門のうち、本部の総務・人事・経営企画を統括している。中でも総務の任務には、全事業所の業務のデジタル化やDX推進によるさらなる業務効率化の実現も含まれており、今回のスマートフォン導入もその一環となる。

導入成果

クラウド電話帳(SPPM電話帳)など各種機能で業務効率化を下支え

 これまで、各事業所のセンター長、利用者様を送迎するドライバーなど、外出業務の多い職員にフィーチャーフォンを貸与していました。しかし、近ごろは多機能なスマートフォンが普及しており、機能の限られるフィーチャーフォンに物足りなさを感じるようになりました。
 

 多様なアプリなどが使えるスマートフォンと違って、フィーチャーフォンによる連絡手段は通話が主なので、相手の不在時には連絡が遅れる可能性もあります。これに対してスマートフォンは、メッセージングアプリを使えば連絡事項をすぐに配信できるほか、既読か未読かも即座に確認できます。また、当法人では決裁の承認や稟議などの手続きを電子化するワークフローシステムの導入を進めていましたが、フィーチャーフォンだと外出先からはシステムにアクセスできません。
 

 加えて、スマートフォンなら外出先でテザリング※ができるため、タブレット端末などで、インターネット上のコンテンツを用いたサービス説明も行えます。これらを踏まえて、昨秋フィーチャーフォンからスマートフォンに移行。それに伴って、モバイル端末管理(MDM)ツールにはSPPM 3.0を採用しました。
 

 SPPM 3.0の機能のうち、クラウド電話帳は大変重宝しています。以前は職員が各自で電話帳の情報を登録・更新する必要がありましたが、クラウド電話帳の導入後は、管理者が一括で登録・更新を行えば良いので、登録間違いなどのヒューマンエラーや職員の稼働が減りました。その他の機能も含めて、SPPM 3.0は業務効率化を下支えしてくれています。本当に縁の下の力持ちのような存在です。

※スマートフォンなどのモバイル端末をルーターとして利用して、他の端末をインターネットに接続させる機能のこと。

端末を一元管理することでセキュリティを担保

 セキュリティ対策の面で、MDMツールの必要性は当初から認識していました。当法人では利用者様のセンシティブな個人情報を数多く保有しており、その情報が外部に漏えいすれば大きな問題につながる危険性がある上に、スマートフォンを貸与する職員のITリテラシーには個々人でかなり差があることが予想されたからです。
 

 そこで、SPPM 3.0の機能で管理者が認めたアプリしかダウンロードできないよう制限を掛けています。貸与スマートフォンでGoogle Playを開くと、ダウンロードできるアプリは10〜20個ほどしか表示されません。使えるアプリの管理を一元化して正体不明のアプリを使えないようにしているため、セキュリティはしっかりと保たれています。これがSPPM 3.0導入の最大のメリットだと感じています。一方、職員から有用なアプリの使用許可を求められた場合、問題がないと判断できれば使用を認めるなど、柔軟な運用も行っています。

緊急時操作代行サービスなど、万が一の事態に備えたサポートに安心感

 また、活用事例はまだありませんが、24時間365日対応してくれる緊急時操作代行サービスも非常に便利だと感じています。というのも、仮に職員がスマートフォンを紛失して当法人本部に連絡しても、業務時間外や休日・深夜などで管理者がすぐに動けず、対応が遅れる場合もあります。そんな時、緊急時操作代行サービスは、管理者でなくてもスマートフォンを紛失した職員が直接AXSEEDさんの受付窓口に電話で連絡すれば、スマートフォンのロックやワイプ(端末内のデータ消去)を代行してくれるので安心です。万が一の事態に備え、スマートフォンを貸与した全職員に、AXSEEDさんの受付窓口の電話番号を伝えています。

導入の決め手

コストパフォーマンスの良さと操作のしやすさが魅力

 導入を検討した3社のMDMツールの中からSPPM 3.0を採用する決め手となったのは、コストパフォーマンスの良さに加えて、操作のしやすさが挙げられます。管理画面は各端末の状態が一覧で確認できるデザインで、グラフを多用するなど見やすくて好印象を受けました。また、マニュアルについても、導入時の初期設定に必要な項目が順序立って並んでおり、用語の解説なども充実していて分かりやすいと感じました。このほか、導入企業数約6,200社という豊富な実績も採用への決断を後押ししました。

左から株式会社AXSEED 大倉、
社会福祉法人しおかぜ 中谷さま、
本部部長 桒田さま

利用してみての印象・今後期待すること

トラブルに備える保険のような存在として心強く感じています

 導入時、設定方法などが分からずAXSEEDさんの営業担当者に電話やメールで問い合わせたところ、早急かつ丁寧に教えてもらうことができました。レスポンスが早いと仕事を中断する時間も短くて済むので助かります。SPPM 3.0は、24時間365日対応のサービスもあり、スマートフォン紛失などのトラブル発生時の保険のような存在として、非常に心強く感じています。今後は、使い方に応じたセキュリティポリシーの最適な設定など、さらに有効活用していくための情報を、メールマガジンなどで提供してもらえるとありがたいですね。

この事例で利用されているサービス

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